プログラムNo.1~絶望の始まり~

12/21
前へ
/21ページ
次へ
「待てよ」 その言葉に、反応した神山は動きを止める。 「お前、これ以上人殺したら俺らが不利になるじゃねぇか」 西條だった。 「確かにそうだな。藤井、今回は見逃してやる。早く席につけ!」 海地は、チッと舌打ちし席についた。 「ルール説明始めるぞ。お前達が戦うのは人造人間と改造人間だ。こいつらは合わせて34体。どちらかが全滅するまでやってもらう。武器は、行く時に支給してやるが欲しい場合は探せ。至る所に隠してある」 「何でこんな事しなくちゃいけない」 海地は、神山に聞く。 「俺もよくわからん。上からの命令だ。だがこれだけは言える生きたければ戦え!」 その一言で生徒全員は、何でこんな事になったんだ?と始めて思った。 「じゃあ、P・Rを始めるぞ。 あっこのゲームの名前はプログラムって名前だから」 おそらく名前等皆からしたらどうでもいい事だろう。 今から命を懸けたゲームが始まるのだから。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加