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「おはようございます。」 俺は大きな声で挨拶する。 《おはようございます。》 「坂巻君おはよう。」 「あっ、おはようございます。部長。」 アガサ・クリスティのポアロの様な髭を触りながら部長が言う。 「今日さ、ζξ商事との商談をさ、坂巻君に頼もうと思って。」 「えっ、本当ですか。是非とも自分に任せて下さい。」 「うん、うん。よろしくね。」 よしっ。仕事も流れにのってきた。
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