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「やっぱりカワイイなぁ~、北神恵(きたかみめぐみ)ちゃん……」
俺は校舎の屋上からグランドで練習中のサッカー部を見ていた。
だだし、球蹴ってる野郎どもではなく、その横で立っているマネージャーで同じクラスの北神恵ちゃん限定で。
と、周りから見れば若干変態っぽく見える俺は二年七組の六花昌(むいはなしょう)。
〝六花〟と書いて〝むいはな〟と読む。
驚くほど珍しい名字であり、間違えられやすい名字である。
ちなみに十七年間彼女なし。どうでもいいが。
「カワイすぎるよ、恵ちゃん……。恵ちゃんとデートしたりキスしたり、あんなことやこんなこと出来たらなぁ」
「したいの? あんなことやこんなこと」
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