俺は・・・死の恐怖

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「オラオラオラァ!逃げろ!喚け!泣き叫べ!貴様らは残らず地獄へ叩き落とす!」 怒りに任せ鎌を振るい 兵士達を両断していく真司 「な、何d「ぎゃぁぁぁ!」…!どうしt」 いきなりの武力介入と凄まじいスピードの侵攻に対し 状況把握が追い付かない者達が次々に切り裂かれる 「ひっ!ば、化け物!来るなぁ!」 ある者は這いつくばりながら逃げ ある者は立ち向かって切り裂かれ ある者は隠れて怯える さっきまでの威勢はすぐに消え変わりに兵士達の断末魔が響き渡る 生存者である一般人達も何が起きてるのか分からず 呆然としていた 「何をしている!戦え!戦わんか腰抜け共!」 指揮官らしき男が叫び 兵士達に怒声を浴びせる が 恐怖に飲まれた兵士達には聞こえるはずも無く その数は瞬く間に減っていった 「こんばんは、指揮官さん」 ふと指揮官の後ろから声が聞こえてくる 男は恐る恐る振り向き 目に映った存在を見て全身が恐怖に支配された
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