戦争が終わった日

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「遂にここまで来たな。オーランド二等兵」 「そうだな、零夢二等兵。いや、今は零夢軍曹かww」 「そういうならお前もだろww」 「違いねぇなwwさて、このクソッタレな船に爆弾は仕込んだ。後は爆発させるだけだ。行けるか?相棒」 「ああ、これで戦争は終わるな。ようやく休暇が取れる・・・なぁ、戦争が終わったらソイル、お前はどうするつもりだ?」 「俺は世界を見て回りてぇな。俺達が救ったこの星の現状を見て回って・・・・各地の残存勢力を鎮静化させるさ」 「良くも悪くもお前らしいなww行くぜ。3カウント後、飛び降りてスイッチを押すぞ」 「ああ・・・・3・・・・2・・・・1・・・・ゴー!!!!!」 ーーーーーそうして、敵の母艦を爆破させて敵司令官を葬り一度目の大戦は終了した。そして一度目の大戦終了後、各地に残った残存勢力を私は鎮圧するのに尽力し、一時の平和をこの手に掴んだ。だが、その平和も21カ月しか保てなかったが・・・・。 二度目、三度目の大戦で私は全てを失った。仲間、相棒、友人、家族・・・・・何もかも・・・・独り残された私は心を憎しみに囚われ、単身戦地に赴いた。 そして、敵要塞中枢で自爆を敢行し、敵要塞の破壊成功と同時にこの世を去った。 そして、死んだ筈の私が目を覚ましてみるとそこには・・・・・・何もなかった。ただの無。闇ともいうべきか。全てが黒一色。
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