V系桃太郎 下

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「ん…………?」 ここはどこだ? 俺は重い瞼をゆっくりと開き、定まらない焦点に眉をひそめた。 赤;「お、気付いたようだな」 聞き慣れない声と大きな影。 しかし朦朧とする意識の中では、それが何であるかは分からない。 「ん……………」 すると、突然唇に何かが触れた。 当然、何が触れたのかを確認するまでもなく、俺の体は戦闘モードへと突入する。 まったく……、一体どこのハニーが俺を欲しがっているのかな? 寝起きじゃ力は入らないけど、そんなことは関係ない。 たっぷり可愛がってあげるからね。 「クスッ………おいで………」 わざと煽るように唇を舐めて誘えば、相手が拒否らないことぐらい俺は知っている。 赤;「………よいのか……?」
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