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「ん…………?」
ここはどこだ?
俺は重い瞼をゆっくりと開き、定まらない焦点に眉をひそめた。
赤;「お、気付いたようだな」
聞き慣れない声と大きな影。
しかし朦朧とする意識の中では、それが何であるかは分からない。
「ん……………」
すると、突然唇に何かが触れた。
当然、何が触れたのかを確認するまでもなく、俺の体は戦闘モードへと突入する。
まったく……、一体どこのハニーが俺を欲しがっているのかな?
寝起きじゃ力は入らないけど、そんなことは関係ない。
たっぷり可愛がってあげるからね。
「クスッ………おいで………」
わざと煽るように唇を舐めて誘えば、相手が拒否らないことぐらい俺は知っている。
赤;「………よいのか……?」
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