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低くかすれた男性とも取れる声は、少し驚いた様子だった。
「いいに決まってるじゃないか。
その代わり、俺とできることを光栄に思いたまえ」
まさかこんなラッキーな場面に遭遇するとは思ってもみなかった。
相変わらず視界は暗いままだが、これくらいの方が燃えるというもの。
「んんっ……、はぁ、ん---!!、ん!?」
またまた突然のキス。
が、しかし、な、なんか、ハニーにしては、かなり強引なような気が……
「ちょっ………っ、んっ………!!」
この俺がキスで押されている!?
有り得ないっ!!
「待っ………、え………?」
ん………?
押した肩が堅い?
ようは、筋肉質?
それじゃあ肩幅は…………?
俺より広いっ!?
ここでようやく、俺の頭は覚醒した!!
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