V系桃太郎 下

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低くかすれた男性とも取れる声は、少し驚いた様子だった。 「いいに決まってるじゃないか。 その代わり、俺とできることを光栄に思いたまえ」 まさかこんなラッキーな場面に遭遇するとは思ってもみなかった。 相変わらず視界は暗いままだが、これくらいの方が燃えるというもの。 「んんっ……、はぁ、ん---!!、ん!?」 またまた突然のキス。 が、しかし、な、なんか、ハニーにしては、かなり強引なような気が…… 「ちょっ………っ、んっ………!!」 この俺がキスで押されている!? 有り得ないっ!! 「待っ………、え………?」 ん………? 押した肩が堅い? ようは、筋肉質? それじゃあ肩幅は…………? 俺より広いっ!? ここでようやく、俺の頭は覚醒した!!
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