その1

3/42

61人が本棚に入れています
本棚に追加
/59ページ
そして、ある日のことです 今日も珍デレラは家事を勤しむ訳でも無く、王子たまとの幸せな夢を見ています 珍「Zzz……(ちょっ、イケシっ!柔道の勝負だと!?)」 珍デレラは、広々とした居間の豪華なソファーに、怪しげな笑みを浮かべて寝ていました そこへ継母達がやってきました ワ「あら?」 継母が寝ている珍に気付きます ワ「寝てるよ、こいつ…」 継母は珍デレラの横へ立ち、きっしょい珍デレラを見下ろします ワ「ニヨニヨ笑ってキモイんですけど?」 オ「………(逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げ……たい!!)」 ワ「介たん?こいつ起こしてもいいかな?」 介「リョーカイ☆」 何でも了解する介たんは、やはり了解してしまいました オ「………(ヒーーーーッ!!?)」 オンドレは青ざめ というより、真っ白になりました
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加