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幼なじみ
幼なじみの歩希は、いつも
笑ってて、優しくて…
ずっと、私の大好きな人だった。
告白された時なんて…
恥ずかしくて…恥ずかしくて…
しかなかったんだから…。
今は大学生。大学は違うけど、
一緒に住んでるから問題は
ないかな?
でも…浮気してないかな?
可愛い女の子…たくさんいるし
大学生になって3年立つけど…
今更ながら、心配になってきた。
「…ぞむ……望!」
「…え、あ!どうかした?」
「どうしたのは、望だろ!
さっきからぼーっとしてさ。」
「なんでもないよ…眠いだけ。」
「んじゃ…もう寝るか?」
「うん…。おやすみ…。」
背中越しから伝わってくる
体温で、全然寝れなかった。
歩希は寝たのかな…。
「………はぁ~」
「……っ歩希?…ど、どした…の」
歩希は望を抱きしめた。
「歩希…そんな、ロマンチスト
だった?」
「望、眠くないじゃんか(笑」
「歩希がいきなり抱き着くから
でしょーが!」
「いいじゃん。スキなんだから」
「やめてよ(笑)そんなこと
言うキャラじゃないじゃない」
「愛してっからさ。」
「んな!いきなり言わないでよ!」
「いいじゃん。愛してんだから」
ホント、歩希はいつも突然。
でも、今真っ暗でよかった。
明るかったら、私が顔赤くして
るのがばれちゃうから。
「あたしも…愛してるけど…ね」
「バーカ(笑)」
でも…歩希なら…
わかってるかも…ね。
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