純菜

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…………………… …………………… …………………… ここは、漁師町だ。 凄く空気が気持ちいい。 天気は快晴。 本当に雲一つ無い青空。 漁船が、低いエンジン音を鳴らしながら次々と港に戻ってくる。 俺は、恐らく住民同士みんな顔見知りと思われる小さな町で完全に浮いているよそ者だから、不審者だと思われないようにわざとカバンから地図とガイドブックを覗かせて、首からカメラをさげて、一人旅の最中の若者になりきって海を眺めている。 …まぁ、もしかしたら余計に目立って怪しいかもしれないのだが、、、 …まぁ、この際それは置いといて早く純菜をさがすことにしよう。 …………………… …………………… ……………………
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