fill

7/23
前へ
/39ページ
次へ
「とりあえず、こんなとこで寝てると冷えるから、移動するよ」 ――――確かに。背中痛いや......ひゃっ!! 「ちょっとっ!?ょ、遥!?」 「かなり熱あるんだからじっとしててよ」 ―――――ムリ!!!! だって・・・だってだって、今までオテテもつないだことないのに.....だっこって――― また熱あがりそう…。 「今飲み物と薬、持ってくるから。薬どこにある?」 遥は私をベッドに優しくおろしながら言うけど、熱と遥でぼぉっとしている頭では言葉が理解できなくて。 遥の顔をじっと見つめていたらいきなり目の前が真っ暗になった。 「…遥?」 なんで私目隠しされてるの? 「……だから!!薬どこにあるの!?」 ぁあ!薬ね。薬、薬・・・ 「リビングの机の引き出しに入ってる」 「ちょっと待ってて」 遥が出ていってやっと視界がはれた。 ……なんだったんだろ?
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加