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……と。
「でも、お楽しみはこれからなんだけど?」
その含みのある言葉と同時に。
私の髪に触れていた先生の手が胸元のリボンにかけられた。
簡単に外された紺色のそれが、枕元に落とされる様が視界の端にほんの少しだけ映って見える。
途端に、それまで静かだった胸の鼓動が速まった。
ダメだ……。
何だかんだ言ってみても……。
やっぱりこれは……緊張する。
一つ、二つ……と。
シャツのボタンが外されていくと、その胸の音までもが外に漏れ出してしまいそうで。
しかも、ここは保健室。
いつ誰が入ってくるかもわからない場所。
そう思うだけで更にドキドキが加速する。
「……大丈夫。鍵、締めといたから」
そんな中……首筋をなぞって鎖骨まで降りてきた先生の唇が、まるで私の心を読んだみたいにポツリと呟いた。
あぁ……用意周到って、こう言う事を言うんだなって。
ぼんやりとそんな事を考えていた私の意識をそこに引き戻したのは、わざとらしい程のリップ音。
「ん……っ」
肌に触れる唇のくすぐったさに、思わず小さな吐息が吐いて出る。
その間にも、三つ……四つと続けざまにボタンは開かれていって……。
完全に露になったブラの上から、その膨らみの内の一つが揉みあげられた。
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