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・・・1時間後・・・
幸村「今回は近場だし、荷車1台で大丈夫だろう。」
1台に俵6個って・・・
紅「幸村さんて、もしかして大食い?」
張飛「いや、俺が大食い。」
そっち!?
幸村「では、いざ参る。」
「お待ちなさい。」
幸村「む?」
張飛「何やつ?」
「尼将軍、といえばよろしくて?」
尼将軍・・・北条政子か。
頼朝の妻なのよね。
幸村「これは頼朝殿の奥方様でしたか、失礼申した。」
張飛「源氏の方か、知らないわけだ。」
俺は武田でもわからないけどね。
だって、この町(村?)から出たことないんだから。
政子「劉邦が迎え撃つためにこちらに来ています。このままでは、武田・真田・源・上杉のどれかが戦場に。」
張飛「自衛しろ、ですかな?」
政子「いいえ、劉邦も迎え撃つのです。万が一、義経も動いていれば・・・」
因縁ね・・・
張飛「では、幸隆公の所まで案内しよう。まだ発っていなければ、ですが。」
政子「お頼み申します。」
パカパカパカパカ
幸村「さて・・・紅」
紅「はい?」
ジャー
紅「あちっ」
幸村「タイミングが悪かったか。」
紅「いえ、不注意なだけです。で、何か?」
幸村「身仕度を済ませてくれ。張飛殿が戻ったらすぐにでるからな。」
紅「はい。」
お茶を入れ終われば仕度は完了なのよね
武器ないし。
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