ドジと天然は紙一重

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・・・約1時間後・・・ 張飛「親父さんは武田から上杉ないし徳川の奇襲に備えろと言われているらしい。」 幸村「ふむ・・・」 張飛「とりあえず、こちらは項羽の方に行くことになった。奥州は兄者がいくらしい。」 関羽さんなら、簡単にはやられないはず。 ・・・相手に義経がいたら微妙だけど。 幸村「馬を荷車に繋いで、と。2馬力なら大丈夫だろう。」 1台を2頭に引かせるのね。 張飛「では」 幸村「いざ、戦場へ。紅は荷台の俵の上に。」 ・・・ 紅「落ちない、よね?」 張飛「馬が踏み外さなければな。」 いや、張飛さん・・・ 崖からじゃなくて荷台からなんですけど。 真田「心配するな、山こそあれ、谷はないから。」 紅「アハハハ・・・」 ・・・幸村さんも勘違いしてる・・・ かくして、項羽を止めるため、出陣する一行であった。 ・・・数分後・・・ 紅「あっ」 張飛「どうした?」 幸村「茶でも忘れたか?」 紅「佐木を忘れた。」 張飛・幸村「あーっ」 置いて行かれた佐木だった。
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