営内班。

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「何でありますか乙保稲一等卒殿!」 「声が小さい! やり直し!」 「何でありますか乙保稲一等卒殿!」 「はぁ!? もしかして今何か言ったか十河? やり直し!」 「何でありますか乙保稲一等卒殿!」 「この能無しめ!。返事一つまともに出来んとは呆れてものが言えん。罰としてあと500回繰り返せ!」 「はい乙保稲一等卒殿! 何でありますか乙保稲一等卒殿! 何でありますか乙保稲一等卒殿! 何でありますか乙保稲一等卒殿! 何でありますか…」 顔を真赤にして叫ぶ十河に陰険な目線を注ぐ乙保稲一等卒。誰が見ても新兵いびりであった。
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