初夢

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視線の先に鳥居が目についた。 「神社…」 この辺りには無かったと思ったが、無我夢中で走ったため随分遠くまで来てしまったようだ。 体を襲う疲労感に負け、ふらふらとおぼつかない足で歩きだした。 その神社は思ったより大きい。 注連縄(しめなわ)が巻いてある大きな一本杉があり、手水舎(てみずや) がある。 その少し先には拝殿が見えた。
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