初夢

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1時間後… やっと解放されたクラスメイト達は次々と帰り支度を始めていた。 「先生の初夢話長かったね」 蛍は気だるそうに鞄を机に置いた。 「話が長いのはいつものことだし、しょうがないよ」 美弥子はこれといって気にする風もなく、筆記用具を鞄の中にいれている。 「ちなみに美弥子は?」 「??」 「あ、初夢のこと?」 蛍は机に頬杖をつきながら美弥子にそうだと頷いてみせる。 あんまりいい夢じゃなかったんだけど~といいながら話はじめた。
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