初夢

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かれこれ30分くらいだろうか。 美弥子はその足音に恐怖を覚え始めていた。 ヒタヒタ その足音は付かず離れずの距離を保ちつつ、美弥子の後を付いてきているようだった。 「……ッ」 突如美弥子は走り出した。もちろん全速力で。
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