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「大貴君、守君、これからよろしくな。」
そういうと、近藤さんは豪快に笑った。
俺と守はつられて笑顔になってから、頭を深々と下げた。
「「よろしくお願いします」」
土方さんは立ち上がって、
「斎藤を呼んでくる。」
そういうと、部屋を出て行った。
今、思ったが、近藤さんの部屋も紙でいっぱいだ。
土方さんよりは綺麗な部屋だけど。
「土方さんって、優しい方ですよねー。僕たちの入隊も心良く受け入れてくれて。」
「だろ?歳はな、いいやつなんだよ」
という具合で二人は何か盛り上がっている。
ってか、守。土方さん、脅しただけじゃん。
しばらくすると、土方さんが戻ってきた。
「近藤さん、入るぞ。」
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