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「おぉ。」
近藤さんが返事をすると、土方さんと一君が入ってきた。
土方さんは近藤さんの隣に、一君は俺の隣に座った。
「お前ら、もう夜も遅い。それぞれ部屋にいけ。さっさと風呂に入って寝ろ。
わかったな。」
土方さん何かと命令してるな。
「はい。」
俺はへたれなので、素直に返事を返す。
「僕たち服を持ってくるの忘れちゃったんですけど。」
「あっ、そうだな。」
そういえばそうだった。
「じゃあ、守は平助に借りに行け。大貴は斎藤に借りろ。
斎藤、後は頼んだ。」
「御意。」
一君が立ち上がったので、俺と守もついて行く。
守が先に出た時に、俺は近藤さんと土方さんに対して深々と一礼をした。
「はやくいけ。」
土方さん冷たっ!
でも、近藤さんは笑顔でみてくれていた。
俺は二人に笑顔を送った。
俺は静かに襖を閉めて、一君と守をすぐに追いかけた。
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