第二章

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「おぉ。」 近藤さんが返事をすると、土方さんと一君が入ってきた。 土方さんは近藤さんの隣に、一君は俺の隣に座った。 「お前ら、もう夜も遅い。それぞれ部屋にいけ。さっさと風呂に入って寝ろ。 わかったな。」 土方さん何かと命令してるな。 「はい。」 俺はへたれなので、素直に返事を返す。 「僕たち服を持ってくるの忘れちゃったんですけど。」 「あっ、そうだな。」 そういえばそうだった。 「じゃあ、守は平助に借りに行け。大貴は斎藤に借りろ。 斎藤、後は頼んだ。」 「御意。」 一君が立ち上がったので、俺と守もついて行く。 守が先に出た時に、俺は近藤さんと土方さんに対して深々と一礼をした。 「はやくいけ。」 土方さん冷たっ! でも、近藤さんは笑顔でみてくれていた。 俺は二人に笑顔を送った。 俺は静かに襖を閉めて、一君と守をすぐに追いかけた。
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