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大広間には、たくさんの数の食事が並んでいて、ほとんどの隊士が座っていた。
「ひろ兄!こっちおいでよ!」
声のした方を見ると守も座っていて、守の隣が空いていた。
「あぁ。そっち行くよ。」
俺は隊士たちに謝りながら合間を抜け、守の隣に座った。
右に守で左には一が座っていた。
「おはよう!一。」
「…おはよう。」
朝からテンション低っ!
って、一だから仕方ないか。
いつもこんな感じなんだろうな。
「守もおはよう。」
「"も"って何さ!僕はついでなの?ひろ兄?」
守はそういうと頬を膨らませた。
…かわいいなぁ、こいつ。
「…大貴、変な顔してるぞ。」
一がつっこみだと…。
だが、俺は気にしない!
「守がついでなわけないだろ?
おはよう!守。」
笑顔で言うと、守の表情もぱあっと明るくなり、
「うん!おはよう!ひろ兄!」
笑顔になった。
よかった、よかった。
各々、おしゃべりしていた時に一人の声が大広間に響いた。
「皆!静かにしてくれ!」
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