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宙「あ…あたり?」
女「うん。そ。あたり。おめでとう」
女「アナタ…見事に選ばれました!」
宙「は…?意味わかんないんだけど…。何があたり?選ばれたって?てか、あんた誰?」
女「んー…いっぱい質問だねぇ!詳しく話せば長くなるんた゛けど、ま、それはおいおいね。とりあえず私のことは、ぼたんって呼んでね。」
宙「いや、あんたの名前とかどうでも「じゃ、家に行こうか」
宙太の言葉を遮るようにして、ぼたんは宙太の袖を引っ張った。
と、同時に走り出した。否応なしに宙太も走り出した。
(なんだ?)
(何が起きてるんだ)
平凡なはずの宙太の人生が、そうでない方向に走り出した。
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