Day-to-daY

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最近 学校に行くのが楽しみになった。 席替えをしてから 少しずつだけど学校が好きになっていた。 ―ある日の英語の授業でのペア学習― 英語で光クンとの会話をすることになった。 実はワタクシ、 英語はニガテ。 その上、目の前には光クン。 ある意味Wパンチをくらった← さすがに自分の心臓からバクバクという音が聞こえたときはビックリした。 ドキドキではなかった。 バクバクだった。 …私の “ぎこちないイントネーション” で会話が始まった―― 「How is school this year?」 (学校はどうですか?) 『School this year is…very fun because my classmate arすe very interesting!!』 (学校はとても楽しいです。なぜなら私のクラスメイトたちはとても面白いからです。) 『How about you?』 (あなたはどうですか?) 「School this year is very fun!! because……ぇえっと…」 『なんでもいーよッ』 「じゃあ、同じなんだけど…My classmate are very interesting!!! 」 『オッケー☆じゃあ次ッ』 『Name at least three ways to “treat ”yourself.』 (あなた自身に3つご褒美をあげるなら?) 「I treat myself to…hamburger, hot dogs, and potato!!!」 (私はハンバーガーとホットドッグとジャガイモをあげますッ!!) 『Potato!?』 (ジャガイモ!?) 「いぇーす、potato!!!」 『もしかして、フライドポテトのこと??』 「えッ!?ポテトって言わないの??」 『French friesだよッ』 「嘘ッ!?知らなかったー(笑)」 『ジャガイモかたいって!!』 「そりゃそうだねッ」 『(笑)』 『「(笑)(笑)(笑)」』 ……… こんな何気ないやりとりも 私にとってはものスゴく幸せなことだった。 光クンと話せた!!! たったそれだけのはずなのに 私は嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。 だるーい授業さえも 楽しく感じた。 だから、毎日の予習復習も 頑張ろうと思えた。 あれもこれも “席替え”のおかげだ。 あなたの隣の席になって つまらなかった日常がこんなにも楽しくなった―――
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