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夜の6時52分
猛獣のように、暑苦しい男達20人の前に
たった9人の男達が睨みつけるように立っている
ここは、男の戦場
何かを待っているかのように、睨み合いを続けていた
男:「そろそろ、7時だぞ!!テメェ等9人で足りんのかぁ?!」
「テメェ等こそ20人でいいのか?!つか、約束の時間まで喋るんじゃねぇよ!!」
男:「なんだとコラァ!!」
切れた男が前に進むと、他の20人も9人に向けて足を進めた
その時
??:「まだ7時になってねぇだろ??」
9人の男達の間から、綺麗な女が歩いてきた
こんな所に女がいるのは可笑しい事
だけど、可笑しい事ではなかった
男:「噂通りだな…女がいるって事」
??:「むさ苦しい中、女が見れるなんて光栄な事じゃないか…感謝してほしいね」
男:「へッ!!美人の顔に傷が付くぞ??逃げるなら今のうち…そうだなぁ…名前でも聞いてやるよ」
??:「フッ…有り難いな………羅美だよ!!」
その言葉がスタートかのように、一斉に動き出した
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