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「この話を聞いて惚れないとは…貴方やるわ…」
惚れる要素なんてどこにも無いんだが………
確かに霧生は美人だと思う。若干発言が痛々しいけどな……
「まぁ、良いわ。罰として貴方のピロシキ貰うから。」
「なに自然に人のパンを強奪してるんですか!?」
取り返そうとしたけど逃げられてしまいピロシキは霧生に取られた……
その後は特に面白い事はなく放課後になった。
「んじゃ、帰りますかね……」
かばんを持って教室を後にした。
「琢磨くん。帰りましょう。」
門の前に霧生が立っていた。
「だが、断る」
霧生をシカトして家に帰ろうとした
ガシ…
霧生に服を掴まれました………
「逃げるなんて関心しないわね？逃げたら殺す、助けを求めても殺す、声を出しても殺すわ。」
可愛い顔してなんて恐ろしい事を言うんだ……
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