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~Side of
Haru Aizawa~
「もぉ~…信じられない!」
---------------私は、
リビングのソファーのクッションを、
壁に投げつけて、怒りを爆発させていた。
「絶対、許さな~い!」
----------クッションは
無残にも壁に当たった後、
床に放物線を描くように転がり、
あちらこちらに散乱していた。
それでも怒りが収まらず、
鼻息も荒いワタシに、
「ゴメン…悪かった…」
---------小さくなって謝っているのが見えた。
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