2711人が本棚に入れています
本棚に追加
/811ページ
～Ｓｉｄｅ ｏｆ
ａｔｓｕｋｉ Ｍｕｋａｉ～
今日は、いつもより授業数が多かった。
空き時間が少ない分、
余計なことを考えずに済んだ。
陽の机が空っぽだったことが、
少し心を痛めたけど、
仕事に集中していると、
その気持ちを忘れることはできなくても、
誤魔化すことは十分に出来た。
廊下で神崎先生とすれ違っても、
まっすぐ前を向いて通り過ぎた。
存在すら気にするに値しない…
そう思いながら…
最初のコメントを投稿しよう！