―その名は真実屋―

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真実屋の中は薄暗かった 広さはそこまででもないのだが その中を照らす明かりが これまた奇怪な ランプ一つだけだったのだ… その怪しい店内に 客らしき人物が2人 客用の椅子に座っていた その手前には 中学生くらいの 長く、ほのかに赤い髪をした少女が座っており、 そのそばでは 助手と思える これまた中学生くらいの 男の子が客に紅茶を ついでいた。 客の二人は 目の前にいる 店の経営者らしき二人が あまりにも若いのに 驚いたらしく目を パチクリさせていた。
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