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ある日 父親のお父さんが 家に来ました。
ワタシのおじいちゃんです
5ページに書いた おじいちゃんというのは ワタシの(ひいおじいちゃん)です。
ややこしいのですが、父親のお父さんは別世帯をもって生活していました。年寄りだけの生活が不憫に思い、 ワタシの父親が自分の祖父の養子に入ったのです。
ワタシが おじいちゃんに会ったのは それが 初めてだと思います。
感覚的には親戚のおじさん。
背の高い 優しそうな人。
土間で 椎茸を焼いて おいしそうに食べていました。「あやねも食うか?」と 一つワタシにくれました。すごく おいしかった。
その日 おじいちゃんは 田んぼの手伝いに来ていたようです。
昼休みが終わった後 田んぼへ行って、そこで倒れて死にました。
周りの皆はバタバタと慌ただしく おじいちゃんの元へ行きました。
ワタシひとりが取り残されました。
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