家族

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そのまま、2階の 自分の部屋へ行きました。 布団を被り、心の中で 『あんたが悪い あんたが悪い』と叫んでいました。 おじいちゃんが2階へ上がってきました。 認知症で足もおぼつかないおじいちゃんが必死で2階へ上がってきました。 ワタシの部屋の前で「オカアサンが…オカアサンが……」 と 悲しい声で叫びます。
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