道草のように

記憶

いつも天井を見ていた。目を開けると天井。

そのせいか、今、ワタシの頭の後ろはペッタンコです。

二十歳を過ぎた頃 母親が言いました。「あやねは、歩きはじめるのが 遅かったけど 小さい頃は いつも寝ている子で まっすぐ上を見ていた 泣いたりしない本当に楽な子供だった」

それは［ 放置 ］でしょ。 ワタシの頭の 形成だけじゃなく きっと脳みそも 半分 育ってないのだと思った。