1章─天魔シェイド
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「暇だろ?」 「……別に」 「俺様は忙しいんだよ。それにだ、400年前、消滅処分になりそうだったお前を助けたのは誰だっけ??俺様だろ?」 ルシファーの言葉にシェイドは眉を寄せ渋々書類を受け取る。 「……行けばいいんだろ、行けば。」 「よしよし!あ、シェイド。アイリスの18の誕生日は人間界で3日後だったな」 「ああ。何?」 羽を広げバルコニーに立つシェイドは振り返り頷く。
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