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「400年前のアイリスに……逢いたい……」
「シェイド……」
「オレのアイリス……」
「……覚醒は?」
「まだ」
ミカエルの横に座り直し綺麗な空を見上げる。
水にうつる白と黒の羽。
「オレ、アイリスの誕生日に迎えにいくんだ!」
「いきなり行ってびびるんじゃねぇのか?」
この言葉にシェイドはミカエルを見る。
「まぁ覚醒してなかったらびびるんじゃねーの?覚醒してないままだったらゆっくり思い出させるよ」
「お前にゆっくりって言葉は似合わねえな?」
「うるさいよ。あー腹減った!ミカエル、なんか食わせて?」
「ったく……じゃ、ガブリエル達も誘って何か食べるか!」
ミカエルは立ち上がり羽を広げ、それをみたシェイドも羽を大きく広げる。
「じゃいこーぜ!」
「はいはい!」
2人は飛び上がり目的地へと向かう。
400年ぶりにシェイドと穂波が逢うまで後少し。
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