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「また……来てもいい?」
「う、うん。……綺麗だね、羽」
「ありがとう。昔もそう言ってた!」
振り返り軽く笑うとシェイドは穂波の部屋から空へと飛び上がった。
「なんだったんだろ……」
開いたままの窓に手をかけシェイドが飛んでいった空へと目を向ける。
空にはすでにシェイドはおらず星が輝くだけ。
「夢?」
窓を閉めベッドに横たわる。
「変な誕生日……」
穂波は呟き目を閉じるとそのまま夢の中へと入っていった。
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