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「邪魔だな、一樹」
「私がシェイド様の為に一肌脱ぎましょうか?」
「エイルが?」
「はい」
シェイドの両頬に手をあて妖艶な表情を浮かべる。
「エイルに出来るの?」
「出来るに決まってるじゃん!私はシェイド様の為なら何でもするわ!いかがです?」
手を顎に添えシェイドは一樹とエイルを交互に見る。
「……そうだな。あいつはエイル、お前に任せる。ただアイリスが覚醒すればそれでいいからちょっと待て」
「シェイド!?」
「はい、シェイド様!」
シェイドの言葉に驚くシャインとは反対にエイルは笑顔で頷く。
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