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「何?」
「シェイド様と私が一緒にいるからシャインは帰りなさいよ?」
「エイルに言われると余計帰りたくなくなる!!」
「過ぎるとまずいんでしょ?」
「エイル!」
2人は再び言い争いを始める。
「エイル。」
「はい!」
「お前も帰りな?オレは1人でいるからよ」
「えー……」
「シャイン、エイルと帰れ。わかったな2人共」
シェイドの言葉に2人はしゅんと頭を下げる。
「じゃあまた天界来てくれる?」
「うん、行くよ!」
「また魔界で私と会ってくださいますか?」
「ああ!」
「じゃあねシェイド!」
「失礼します、シェイド様!」
自分たちがした質問にシェイドが笑顔で答えたことに喜びを感じた2人はそのままスッと空へと飛んでいった。
人間界に残ったシェイドはふと考えゆっくりと屋上に降り立つ。
「……夜まで待つか。」
羽を閉じ、ドアの死角に行くと壁に寄りかかると目を閉じた。
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