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この一文のみが。
「な……なんで……」
結局はイジメを苦にだったのか。
「う……うそよ……」
レイは、どれ程苦しんだのだろうか。
「ち……違う……わたしじゃ……」
メグはとんでもない悪党だな、許せるものではない。
この遺書が、本当ならばな。
「わたしじゃないっ!!」
メグは勢いよく表に飛び出した。
涙を流していた、雫が床に落ちたのを確認した。
「トモ、カシ、行くぞ…あ、お茶ご馳走様でした」
軽く遠山キョウコに会釈してメグのあとを追う。
あと茶菓子は程々にしときなよ、トモよ。
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