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優「ここが新しい家か」
俺こと神裂優希は、今日、新しい家に引っ越して来た。
家は一軒家で二階建てである。
そして、俺は二時間程、荷物の整理などに費やした。
優「おし。片付け終了。次は何しようかな」
辺りを見回していると、紙袋が目につく。
優「あ、そうだ!お隣さんに挨拶にでも行くか」
俺は身だしなみを整え、紙袋を持ち、家を出る。
家を出ると、右側の一軒以外、徒歩三分以内で着く家がなかった。
つまり、近所と呼べる家がお隣さんしかいないと言うことだ。
優「隣は『岩沢』って言うのか」
俺はインターホンを押す。
ピンポン
ガチャン
ドアが開き中から同じくらいの年の女の子が出ってきた。
?「はい、なんですか?」
その女の子は、髪が赤く、顔は全体的に整っていて可愛らしが、目が死んでいた。
失礼、目が死んでいるは流石に失礼だ。目が、人生を絶望しているような目だった。
優「あ、隣に引っ越して来た、神裂優希って言います。これつまらない物ですが」
俺は赤髪の女の子に紙袋を渡す。
?「ありがとう」
優「そういえば、君の名前は?」
?「岩沢まさみ」
優「そうか。よろしくな岩沢」
岩「じゃあ」
岩沢はそれだけ言うとドアを閉める。
俺が今喋った感じでは暗い子だと思った。
俺は食品の調達のついでに、この辺を散歩した。
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