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「……襲撃にあったか!?」
「はいぃぃぃ!! いろんな意味で心に襲撃を受けましたよぉぉぉ!!」
「ぐェっ!!」
うちのピンチに駆けつけてくれた九一さんは、心配している面持ちで部屋に入ってくるなり、うちを安心させる為に抱き締めてくれた。
仰向けに倒れている十八禁の物体の立派なものを容赦なく踏んで。
「……朝這いか?」
夜這いならぬ朝這い。
それをされたのか心配してくれる九一さんの安心する腕の中で、顔を横に振った。
「それが何がなんだか……。先生の手によって地獄絵図が完成して、うちは……うちは!! 晋作さんの立派な男の象徴を見てしまいましたぁぁぁ!!!!」
脳裏に鮮明なあれが甦ってしまい、ぶわはぁっ!! と涙を溢れさせて九一さんの胸に抱きすがった。
そうすれば、うちを抱き締めている九一さんの腕の力は強まって……。
「……象徴でまだ挿されてないならば一安心だ。挿される前に切り落としておく必要があるな」
とんだ発言しちゃてますよこの人ぉぉぉ!!!!
変換ミスしちゃいそうな発言をしたうえに、牛の虚勢手術発言!?
本日は朝から過激すぎんだけどぉぉぉ!!
長州藩邸が何やらヤバい屋敷になりそうな気がするのは気のせいですかね!?
「おや? 朝から騒々しいと思って来てみれば、何やら楽しいことをしようとしてますね?」
手術する人数が一名追加しましたよちくしょぉぉぉ!!!!
九一さん同様騒ぎを聞きつけたらしい玄瑞さんが、廊下からひょっこり顔をだしてきたんだけど!!
一番牛の虚勢手術が上手そうだよね。
だなんて、感心してる場合じゃない!!
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