別嬪さんは強運の持ち主でした!!

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勢いよくジャンプして、松助さんのヤンキー面に噛みつこうとくわりと口を開いたが。 「汚ぇっつうの!!」 松助さんはうちの顔面を鷲掴みにすると、噛みつきから逃れやがった。 だがこれで諦める藍川直ではない!! アイアンクローをおみまいされながらも、どうにかして失礼極まりない松助さんに一発食らわせてやりたいから、手足をじだばたと振り回した。 「あああ!! うぜえっつうの!! いきなり暴れだすんじゃねぇよこの男女!!」 「…………」 ピタリと静止するうちの体。 ……この男は、今何と言った? うちの耳が正常に機能しているならば、間違いなく確かに……。 お と こ お ん な と、言いましたよね!? 正真正銘のレディであるというのに、女の前に男と言いましたよね!? ぬぉぉぉ!!!! 許すまじ松助ぇぇぇ!! そんなにうちを女として認めたくないというならば、その鋭い目に焼きつけさせてやろうではないか!! 「何やってんだよお前ぇ!?」 「女の象徴である乳を拝ませてやるよ!! 穴が空くほどとくと見やがれぇぇぇ!!」 着物の襟元を戸惑い無く開いて、美しい乳を隠す為のさらしに手をかけた!! そしてそれを一気に解こうとするが 「ふざけんじゃねぇよ!! 見たくねぇもんを見せようとすんじゃねぇっての!!」 松助さんがうちの両手を掴んで阻止してきた!!
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