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美菜「あの人、天然なのに恋とかするんだね。」
「えっ!?」
(なにその天然な人は人を好きにならない定義。)
美菜「えっ、なにそんな拍子抜けた声だして…。
明らかにあんたをフォーリンラブな目で見てたでしょうが。」
「そんなの、ありえない!!」
第一、去年だってまともに話したこともない。
そんな人が私を好きになるとは到底考え得ない。
美菜「この恋愛マスターな美菜様が言うんだから間違いない!」
「いやいや!」
確かに、美菜は恋愛に関してはめちゃくちゃ鋭いが今回に関しては外れだと思う。
美菜「どうすんの?
付き合うの?」
「だから違うって!
しかも、仮に千歩譲って彼が私を好きだとしても私は無理!
絶対合わない!」
去年彼を見てたけど、あまりいい印象はなかった。
美菜「まぁ確かに彼って女の子に好かれるタイプではないよね。」
「うん、あまり興味もったことなかったし…。」
どっちかというと、呆れられるタイプだった気が。
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