終わりになんて、できない。

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「いやっ、別に…。」 梨愛? 「まぁ、藤倉瑠璃亜が…一番操りやすかったからね。だから、私が…藤倉瑠璃亜と藤倉梨愛を殺せば…全てが終わる。」 …コイツ…術者だ…。 「死ぬのは…お前よ。よくも…私を操ったわね。複讐されるのは…お前だよ…。獄木。」 「でも…何で、村人を殺す必要があったの?」 ウチが話した時、獄木凜華は… 「世界を殺す。壊す。潰す。それだけ。」 「…世界が、なにをした?獄木凜華。全て悪いのは、あたしだろ。獄木家を滅ぼしたのも…あたしだし。」 「り…梨愛…?」 「瑠璃亜…。バイバイ。また、会おう。」 「いきなり、どうしたの…?…梨愛…梨愛…?」 「あたしは元から…死んでいる。」 「「…えっ…?」」 ウチと瑠璃亜がハモった。 「だから、あたしがコイツを底に沈める。…瑠璃亜には、もう…殺させない。」
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