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雲ひとつない真っ青な空。
「おはようお母さん。」
そう声をかけるけど返事は返ってこない。
お母さんは2年前に事故でなくなったのだ。
もともと母子家庭だったためそれ以来は父方の祖母の家で暮らしている。
私は仏壇の前で話を続ける。
「お母さん、真理は今日高校生になりました。ずっと行きたくて、お母さんと必ず行くからねって約束していた所だよ。新しい環境で不安だけど頑張るから。だから見守っていてね。」
話おえると、新しいスクールバックを持ち
傷がついて少しくすんだローファーを履き家を出た。
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