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本当に今日は何ていい天気なんだろう… 真理はぼんやりと空を眺めながら歩いていた。 そんな時、 「東城!!!!」 いきなり肩をつかまれた。 心臓がとまりそうなほど驚いて勢いよく振り返ると、 まったく見知らぬ男の子が顔をポカーンとしてつったっている。 お互いポカーンとした顔で見つめあっていると、男の子が口を開いた。 「ご…ごめんね。人違いだった…よ」 しゃべり方も顔も爽やかな黒髪の好青年だった。 「すっごい後ろ姿にてたものだから…同じ制服なわけないんだけどね。」 よく見ると、同じ学校の学ランを着ていた。
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