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清川:『えー生徒の皆様は幕府のお役人になる為に…』
土方:『なあ…』
原田:『あん?』
土方:『俺たち…ここ卒業したら新撰組になるんだよな?』
原田:『そうだな…親父もじいちゃんもそうしてきたしな』
土方:『だよな…』
土方は天井を見つめたまま難しい顔をして黙りこんでしまった。
清川:『さて一年生はこれから色々な事を学び…』
伊達:『そろそろ時間です』
清川:『え?まだ話したいんだが…』
長い髪に目に泣きほくろがある女性が仙台支部から来た伊達涼子『女』だ
伊達:『時間です』
清川:『え…まだ時間、あるじゃん!』
伊達:『でも、誰も清川校長の話し聞きたくないと思います』
清川:『はぁ?私の有り難い話しを聞きたくないだと?』
清川:『この、奥州の田舎侍が!!』
伊達:『何ですって!』
清川:『聞こえなかったか?ならもう一度』
清川:『この三十路女!』
清川が禁句用語を言い放った
広い体育館は静けさに覆われた
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