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昔々の大昔。
かつて2人の神様は、人間たちにそれぞれ2つの力を分け与えた。
1つは、“戦”の力。
その名を【フォルティア】。
選びし者は無双の力と生命力、そして魂の武器を手にする。
1つは、“知恵”の力。
その名を【マギーク】。
選びし者は理を超越した異能を扱えるようになる。
2つの莫大なチカラは、世界にはびこる魔物にただ怯えるしかなかった弱き人間を大きく進化させ、文明の発展に寄与したという。
神代の時代の儀式はいつしか慣習になり。
人は15歳を迎えると、神様からそのどちらか片方の能力を授かれるようになった。
ここはそんな素敵な世界。
……ヒト、はね。
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