FIFTH MISSION part 1

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地球防衛軍本部 そこには、軍の駐屯地だけではなく、軍人養成施設、研究所、テニスコートなどの娯楽施設等、様々な設備が成されていた スネークは1人、修造に連れられて廊下を歩いていた ス「…まさかお前が本当に幹部クラスの人間だとは思わなかった」 修造「失礼すぎんだろ!それより、城じゃあ災難だったな」 ス「だが、無駄足ではなかった…ん?」 廊下の窓から、本部より離れた場所にピラミッドのような建物が建てられているのが見えた ス「あの建物は?」 修造「最近入隊した奴が「我が覇権の象徴として、聖帝十字陵を建てるのだ!」とか何とかを総司令官に訴えて創って貰ったんだと、予算が無いからハリボテらしいが」 ス「大胆な奴だ…それを了承する総司令官もだが」 修造「お、着いたぞ」 修造は会議室の前に止まり、扉を開き中に入った そこには、既に地球防衛軍幹部が集まっていた 会議室は裁判所のような作りになっており、裁判長が座る席にはブライトが座っていた 修造「スネークを連れて来た」 ブライト「御苦労…では、審議会を始める」 会議室の扉がパタリと閉じられた スネークは会議室中央に立たされた すると、修造が前に出て話し始めた 修造「まず、スネークは東にある村で、独裁政治を強いたザビーを倒し、村人を救い出している…また、機関車トーマスで起きたテロ事件では、犠牲者を出さずに撃退している」 ス「これは一体何なんだ…おい、修造!」 修造「更に、混沌ヶ丘学園にて理事長シャルルの謀叛に立ち向かい、被害を抑えた点も評価出来る!カオス城では…ブライト大佐が一番分かってる筈だ」 すると、青い軍服を着た男が挙手をした ブライト「ロイ・マスタング大佐」 ロイ「その男の働きはわかった…だが身元不明の者をいきなり幹部に抜擢するのはどうかと」 すると、日本人の女がそれに答えた 千冬「その男はアメリカ政府に所属しており、単独で世界大戦の危機を食い止め、BIGBOSSの称号を得ているそうだ」 ロイ「ビッグボスだと?それは確かか」 バラライカ「IS学園の先生が、その事をよくご存知で」 顔に火傷の痕がある女が口を挟んできた バラライカ「教務をほっぽりだして情報探りに精を出してたのかしら?」 ロイ「やめないか大尉、今はこの男の審査を優先しろ」 その時、褐色肌の眼鏡をかけた女が手を挙げた
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