prologue

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スネークは崩れた建物の瓦礫から這い出た ス「富竹!無事か!」 富竹も瓦礫から這い出てきた 富竹「ああ…こう見えて鍛えているからね」 火球を放った飛竜は高く雄叫びをあげている 富竹「あれはリオレウス、空の王と呼ばれた飛竜だね」 ス「随分と大層な異名だ…だがその名に相応しい風格だな」 富竹「どうするんだい?」 ス「…やるしかないな」 スネークはAK-47アサルトライフルを取り出した 富竹「どっから出したんだい」 ス「バックパックからだ」 リオレウスはこちらに向かって突進してきた スネークは突進を避けて AK-47を連射した だが銃弾はリオレウスの甲殻を貫けずに跳ね返った ス「クッ、堅い!」 リオレウスは空に羽ばたいた そしてスネークに向き直ると火球を連発した スネークはなんとか火球を避けきった 富竹「凄いバトルだ…写真撮っとこう」 ス「奴の装甲は堅い…ならば」 スネークはRPG-7ロケット弾を取り出し、リオレウスを撃った 弾は直撃し、リオレウスは地に落ちた 富竹「おお、やった」 ス「退くぞ!」 富竹「え?」 スネークはいきなり走り出した 富竹「ちょっと待ってくれよ」 富竹も走り出した 立ち上がったリオレウスが後を追って走り出した リオレウス「ガァァァァ!!!」 富竹「追いつかれるよ!」 ス「目を閉じてろ!」 富竹「え?」 スネークは閃光弾を取り出しリオレウスに投げた 閃光弾は光を放ち、リオレウスは動きを止めた ス「今だ、走れ富竹!」 富竹「時報はもう嫌だぁぁ!!!」 2人は足並み揃えて走った
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