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しばらく走った所でスネークと富竹は一息ついた
富竹「ふぅー、何とか撒いたようだね」
ス「ああ、そうだな」
富竹「そういえば、君はこれからどうするんだい?家に帰れないんだろう?」
ス「帰る方法を探すしかないだろう」
その時、スネークが付けている無線機が鳴りだした
スネークは無線機を点けた
ス「こちらスネーク、応答しろ」
?「…スネーク」
ス「誰だ!」
?「…その世界から戻るには、お前が拾った宝石をもう一度見つけ出さなければならない」
ス「何故宝石のことを…!」
?「そこから北へ進め、そこに手掛かりがある」
そう言うと、無線の相手は通信を切った
ス「おい!…切れたか」
富竹「誰だったんだい?」
ス「わからん…だが俺の名を知っていた、宝石のことも…」
富竹「裏で糸引く人物かい?なかなかミステリアスなことになってるねスネーク」
ス「まあな…では、そろそろ行くとするか」
富竹「どこへ行くんだい?」
ス「…今は奴の言葉だけが頼りだ、北へと…進むしかない」
富竹「そうかい…僕はもう少しこの地に留まるよ」
ス「わかった…さっきの飛竜に気をつけろよ」
富竹「わかってるよ、またどこかで会おう」
ス「ああ」
スネークと富竹はここで別れた
スネークは銃弾と食糧の残量を確認し
未知なる場所に身を投じるのであった
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