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スネークが北へと進んでいると
広大な砂漠が現れた
スネークは仕方無しと砂漠に足を踏み入れた
しばらく歩くと、砂漠のド真ん中に黄色い鳥を見つけた
近くまで行くと、ダチョウのような鳥だった
ス「まだ生きてる…そういえば腹が減ったな」
スネークはナイフを抜いて鳥に手を伸ばした
その瞬間、鳥が目を覚ました
チョコボ「キュ~…」
鳥は力無く鳴き、こちらを見つめた
ス「…ハァ」
スネークは食糧のカロリーメイトを取り出し、小さく砕いて鳥に食べさせた
すると、鳥はみるみる元気を取り戻していった
チョコボ「キュピ!」
ス「もう元気になったか…良かったな」
スネークは鳥が元気になったのを見ると、北へと歩いていった
すると、鳥がスネークの後を追ってきた
チョコボ「ピー!」
ス「何だ?もうお前にやるカロリーメイトは無い、早く家に帰れ」
そう言ってまた歩き出したが、鳥はスネークの後を追い掛けた
ス「…途中までなら同行を許す…街に入ったらお別れだ、いいな」
チョコボ「キュピ♪」
スネークとチョコボは北へと進んでいった
しばらくして、小さな村が見えてきた
ス「村か…一息つけるな」
スネークは村に入り、辺りを見回した
石造りの建物は薄汚れており
人並みはあるが、どこか雰囲気が暗い感じがした
ス「…何だこの村は」
その時、髪が白く黒い服を着た少年がスネークに話し掛けてきた
アレン「すみません、ちょっといいですか?」
ス「どうした?」
アレン「人を探しているのですが…ツナギの服を着たたくましい男性を見ませんでした?」
ス「あいにくこの村に来たばかりでな…お前は住人か?」
アレン「いえ…でもしばらくはここに滞在します」
ス「なら、その人物を見かけたらすぐに伝えよう」
アレン「あ…有り難うございます!僕はアレン・ウォーカーと言います…あなたは」
ス「スネークだ」
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